はらぺこあおむしの絵本から「ありえない!」に興味を持たれた方もいるのではないでしょうか。
この絵本は、意味を深く考えず、純粋に楽しむのがおすすめです!
どんな意味が込められているんだろう。考えても正解がわかりません(笑)
頭で読まずに、感じるままに読み進めてみる絵本です。
翻訳者アーサー・ビナードさんの言葉選びにも目を向けてください。
クセがあって、楽しいですよ。
対象年齢は4歳~ですが、理解できるのは小学生低学年くらいかなと思います。
さて、どのような絵本なのでしょうか。
【ありえない!】あらすじ、内容
本のタイトル通り「ありえない!」のオンパレードです。
どれも本当に起こり得ないことばかり。
3つほど紹介します。
2匹のヘビが、自分のしっぽを探しています。なぜ探しているのかって?
答えは…二匹が繋がっていて、しっぽがないのです。
小学2年生の娘は「しっぽが顔なんじゃない?」と、しっぽの存在をこじつけて考えました(笑)
6歳の娘は「ありえなーい!」と笑っていました。
テクテクタクシーです。
新聞によると燃料不足が深刻らしい。
でも、このタクシーは大丈夫なんです。
なぜかって?
なぜなら、タイヤが運転手と乗客の足なのです。
どこまでもいけますよ。
何か思い出しませんでしたか?
私は幼少期に作った、段ボールの車が頭に浮かびました。
「おまえを かいつづけるのは むりだから でていっておくれ」
と言ったのは、うちの犬。
飼い主は、のら人間になりました。
6歳の娘には、理解できませんでした。
犬が人間を飼っているんだよ。と説明しましたよ。
残りの人生で、こんな説明をすることは二度とないでしょうね(笑)
などなど。エリック・カールの奇想天外な感性を、強く感じる場面が盛りだくさん!
翻訳者アーサー・ビナードさんの言葉選びにも目を向けてください。
絵本の翻訳は難しかったのではないでしょうか。
6歳には難しい?
対象年齢は4歳~となっています。
ただ、6歳の子供は理解ができてない場面もありました。
発想が斜め上をいくので、説明が必要な場面も多いです。
子供が理解できているのか、様子を見ながら読んであげてください。
わが子の場合は、無言や反応が薄い時は理解できていませんでした(笑)
1度説明をすると、2回目からは「ありえない~」と少しずつわかるようになっていましたよ。
こんな方におすすめ
ぜひこのような方に読んでもらいたいです。
- エリック・カールさんの絵本を読みたい
- 話よりも絵を楽しみたい
- 子供の想像力を高めたい
エリック・カールさんの独特な絵は、大きな魅力の1つです。
そんな絵に魅了され、子供にも触れさせたいと感じる方も多いのでないでしょうか。
「ありえない!」の絵本は、魅力的な絵を見て感じる絵本です。
内容は深ぼりせずに、言葉と絵を楽しむのがおすすめです。
想像もよらない出来事の連続ですよ。
エリック・カールさんの思考に触れて、子供の想像力をひろげましょう。
本からの学び・効果
この本から得られる、学びや効果はどのようなものでしょうか?
- 想像力の幅が広がる
- 子供とのコミュニケーション
- 考える力が育つ
①想像力の幅が広がる
この絵本のありえない!は一言で言うと奇想天外。
想像の斜め上をいきます(笑)
そんな作品に触れた、お子さんの想像力は強い影響をうけることでしょう。
きっと想像力の幅が広がりますよ。
②子供とのコミュニケーションがとれる
理解が難しい箇所があるので、子供の表情を見ながら読み進めます。
すると、いつも以上に子供への意識がいくので、子供は気にかけてもらっている嬉しさも感じることができます。
③考える力が育つ
どういうことかな?と大人でも、少し頭が追いつかない時もあります。
そんな時は思考が大忙しです。
子供も同じで、疑問を感じたときにどういことなのかな?と考えますよね。
すると、考える力が育っていきます。
正解でなくてもいいんです。
そもそも奇想天外な話なので、子供の考えを「そうだね!」と肯定してあげてください。自信にも繋がりますよね!
まとめ
「ありえない!」を読んでみて、感じたことは「意味を深掘りしない」です(笑)
エリック・カールさんの作品に触れること自体が、大きな価値になると思いました。
様々な本がある中で、この絵本は記憶に残る1冊になるでしょう。
純粋に絵本を読み聞かせしたい時におすすめの1冊です!
ぜひ読んでみてください。
価格:1,760円 |
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